大阪観光土産品協会
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おいしいもの、おもしろいこと、にぎやかなことが大阪のいいところ。 個性豊かな座長ひきいる「おみやげ一座」が、じまんの味と大阪らしさのこだわりをご披露します。

福笑 今日は、食い倒れのまち大阪のお土産をつくっておいでの皆さんにお集まりいただきました。大阪の美味しいお話をたんと聞かせていただけたら と存じます。申し遅れました。笑福亭福笑でございます。ふだんは喋る側ですが、今日は聞き役ということでよろしくお願いいたします。
さっそくですが、いっぺんお聞きしたいと思っていたことがあります。大阪土産の代表は、粟おこしと塩昆布やと思うんですが、この理由がわからへ ん。昆布は北海道で穫れるもんやし、粟を大阪で作っていたという話も、聞いたことがありません。どなたか教えていただけませんか。
津の清 よう聞いてくれはりました。
粟おこしですが、昔は粟でもつくられたこともあるようですが、いまではもち米を砕いたものでつくっています。おこしの起源は古くて、干飯(ほしい)を蜜で固めたものとか、唐菓子の一種「おこしめ」ともいわれてるんですよ。
福笑 「おこし」てそんなに昔からあるんですか。
高山堂 江戸時代になると、堂島には米会所が設けられ、諸国の米が集まって来たのです。だから、おこしの材料となる米がたくさん手に入ったのです。
大黒 河に沿って各藩の蔵屋敷が並んでたんです。そして、米だけやのうて水飴や黒糖などの他の材料も豊富に手に入ったんです。
福笑 それで、ようやっと分かりました。
大黒 だから「身を起こし、家を起こし、国を起こす」縁起の良いお菓子として、大阪の土産代表のひとつとなっています。
小倉屋山本 御承知のとおり、昆布は蝦夷地と呼ばれていた北海道の産物ですが、やはり米と同じように「天下の台所」大阪にいったん集められたのです。 はじめの頃は北前船で敦賀・近江・京から大阪へ。
松前屋 西廻り航路が開かれてからは、直接大阪へ送られるようになったんです。
堺の刃物を使って、とろろ昆布やおぼろ昆布も生まれました。地場産業と結びついた名物でもあるんです。
戎橋をぐら屋 大阪の水との相性がよいので、だし昆布としてたくさん使われたこともあるのではないでしょうか。昆布の出し殻を佃煮にする、大阪らしい始末も忘れんと。
福笑 ほんまですなあ。「始末」、ええ言葉ですなあ、単なる「けち」とは違います。
佃煮の話がでましたので、そちらに話を進めまひょか。
小倉屋 佃煮はもともとは上方が元祖です。
大阪の佃島の漁師が、江戸の佃島に移住して広まったのですが、いち時にたくさん穫れた材料を、豊富な醤油や砂糖などを使って煮しめて常備食にしたんです。